「20点の妻」とモラハラ夫の結末に、思わず涙とスカッとが交差する──
SNSや電子書籍サイトで話題沸騰中のコミック『60点の夫婦でいいのに』。

この記事では最新話をいますぐ読みたい方や気になる最終回や各話ストーリー(ネタバレ含む)をご紹介します。
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「60点の夫婦でいいのに」ってどんな話?モラハラと再生の物語
本作は、原作・風沢氷花、作画・トラ太郎によるリアル夫婦ドラマコミック。
表面上は“平凡な主婦”である沙紀が、家庭内でモラハラを受け、心がすり減っていく様子から物語は始まります。
彼女の夫・尚弥は、家事育児を一切評価せず、「お前は20点の女だ」「あの人は100点」などと他の女性(円佳)を持ち上げ、不倫を繰り返します。しかし、沙紀は「娘のために」とその環境に耐えながら、静かに、でも着実に“反撃”の準備を始めていきます。
この作品の魅力は、「サレ妻(された側)」が涙をこらえて復讐に立ち上がる過程と、それを支える周囲の人々との人間ドラマが描かれています。コミックでありながら何となく「自分ごと」として読んでしまう、胸が締めつけられるリアルな展開が見所です。
最終回ネタバレ|沙紀の選択と、夫の末路とは?
ストーリーは8話で一旦最終回を迎えて9話より円佳や沙紀の娘の話しに移り変わっていきます。
第8話を最終回としてご紹介します。
夫の裏切りを許さない──沙紀は静かに、でも確実に証拠を集め、慰謝料請求や親権の確保、さらには夫の不倫相手である円佳への社会的制裁まで手を打っていきます。
最終回では、モラハラ夫・尚弥が“自分がどれだけ最低だったか”をようやく理解し、全てを失う場面が描かれます。
会社での信用も、家庭も、愛する娘からの信頼も消え去り、彼は「孤独」という代償を払うことに。
一方の沙紀は、苦しみを乗り越えて、娘とともに新しい生活へと歩み出します。
「完璧じゃなくても、60点でもいい。自分らしく生きよう」
そんな沙紀の言葉が胸にじんわりと染み渡りました。このラストは、“サレ妻”がただ仕返しするだけの物語ではなく、“再生”と“自立”のメッセージが詰まったストーリーでした。そして舞台は娘たちの時代に。
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漫画「60点の夫婦でいいのに」あらすじ(ネタバレあり)
1話:モラハラの日々が始まる
専業主婦の沙紀は、夫・尚弥から家事や育児に対して点数評価され、「主婦力20点」「価値0点」と日々人格否定を受けます。そんな中、同じマンションのママ友・円佳が訪れ、手際よく家庭を切り盛りする様子を見せつつ、「私は100点を目指してる」と発言。沙紀は違和感を覚えますが、その直後、娘が病気になった際も尚弥はゲームに夢中…。その時に円佳が食事を差し入れに来てくれたことで、円佳の「完璧さ」に沙紀の孤立感が強まります。
2話:不倫の兆しは“絆創膏”と“時計”
円佳の自宅で、沙紀は娘より先に見つけた“キズ”に巻かれていた絆創膏と同じものが、夫・尚弥の体にもついているのを発見します。不倫相手の“証拠”として絆創膏に気づいた沙紀は、円佳と尚弥の関係を疑い始めます。
3話:ママ友と協力し、離婚を決意
沙紀は限界を感じ離婚を真剣に考え始めます。娘の「ママが嬉しいと私も嬉しい」のひと言が彼女を後押し。沙紀はママ友たちに相談し、尚弥にも「いい妻を辞める」と宣言。不倫への証拠集めをスタートし、さらに円佳の夫を偶然見かけて接触するなど具体的な対策を進めていきます。
4話:円佳との関係を可視化
円佳との接点ややり取り、夫が複数の妻から高評価をしていたことなどが明らかに。沙紀は円佳の夫とも話をつけ、協力関係を築きながら、不倫の“決定的証拠”、例えば対話ログや写真などを集めていきます。
5話:娘・陽菜に離婚を打ち明ける
5話では沙紀が娘・陽菜に離婚を打ち明け、陽菜は「一緒にいたい」と応えます。尚弥は円佳に高級バッグを贈るなどクズ行動がエスカレート。沙紀は毅然とした態度を貫き、家事を拒否。陽菜を尚弥から遠ざけようとする沙紀に対し、尚弥は「連れ去られた」と円佳に嘘をつき、円佳は一人でいた陽菜を見て何かを企て始めます。
6話:陽菜が誘拐される!?
6話では円佳が陽菜を連れ去ろうとするも沙紀が阻止。円佳は逆に沙紀を責め、尚弥も陽菜の不在を気にせずゲームに夢中。沙紀が連れ去ったと決めつけるが、円佳からのメッセージで嘘が露見。尚弥は円佳に疑念を抱き始めます。沙紀は誘拐未遂に怒り、宗一郎と再会し決意を新たにします。
7話:復讐始動
7話では、沙紀と宗一郎が円佳と尚弥に対する復讐を始動。沙紀は尚弥をマンションの役員に勝手に推薦し、彼は総会に渋々出席。総会中、円佳が理事長に立候補し有利に進めるも、沙紀が陽菜誘拐未遂の証拠写真を公に提示。円佳は名誉毀損だと反論するが、沙紀はさらに不倫の証拠写真を公開。住民たちの前で円佳の裏の顔が暴かれ、衝撃の展開へ。復讐劇はついに公の場で炸裂したものの円佳は思わぬ反応を見せたのでした。
8話:尚弥と円佳の結末
最終話では、円佳が沙紀を「0点の女」と嘲笑い尚弥に迫るも、尚弥は世間の目に恐れ彼女を拒絶。沙紀に謝罪し共にやり直したいと懇願するが、沙紀は断固として離婚を宣言。円佳も夫・宗一郎に謝るが、彼は娘のため離婚を決意。尚弥は家庭も仕事も失い、慰謝料を支払うことに。沙紀は新生活へ進み、宗一郎とは協力関係を経て別れを迎える。一方で円佳は一人マンションを見つめ何かを企んでいるような余韻を残してこの物語は一旦終末を迎えました。
9話:新章〜梨佳と瑛次と陽菜
9話では新章が始まり、円佳の娘・27歳の梨佳が夫・瑛次の不倫現場を目撃し、泣き崩れる衝撃の展開から始まります。数週間前、梨佳は母・円佳の過去を思い返しながら、陽菜から引っ越し祝いに来るとの連絡を受けます。梨佳は母の不倫が原因で過去にいじめを受け、結婚や出産に不安を抱えていましたが、学生時代に自分を守ってくれた瑛次と結婚。しかし、瑛次が陽菜と親しげに話す姿を見て不安を覚えます。その夜、避妊に消極的な瑛次に戸惑い、さらにベッドで誰かと電話する様子を目にして不信感を募らせるのでした。

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「60点の夫婦でいいのに」まとめ
「60点の夫婦でいいのに」は、すべての“我慢してる人”に読んでほしい
モラハラ、不倫、母としての責任──そんな重いテーマを扱いながらも、どこかに「希望」を感じさせてくれるのが『60点の夫婦でいいのに』の真骨頂。
最終回では、痛快な“スカッと展開”だけでなく、主人公・沙紀が自分自身を肯定する姿に涙する人が続出しました。
もし「家族関係に悩んでいる」「誰にも言えない不満を抱えている」なら、きっとこの作品があなたの心を軽くしてくれるはずです。